航空貨物の輸出入をするなら要チェック!運賃の計算方法について解説

航空貨物の輸出入にかかる運賃は実重量と容積重量によって決定される

航空貨物の輸出入にかかる運賃を計算する際は、実重量と容積重量がポイントとなります。容積重量は体積から求める重さのことで、大きいとそれだけ輸送に必要なスペースも広くなるため運賃が上がるのです。

いくらかかる?航空貨物の運賃の計算方法とは?

電卓の上に乗せた飛行機の模型

航空貨物の運賃を計算する際には、実重量と容積重量について知っておかなくてはいけません。なぜならば、この2つの要素によって運賃は決定されるからです。東南アジアなどに輸出や輸入を考えている方は、ぜひ参考情報としてご覧ください。

まずは実重量についてです。これは実際の貨物の重さを表しています。次に容積重量についてです。これはその貨物の体積から換算した際の重さを表しています。運賃はこの2つの重さを比べて、重い方を基準にして決定されるため、2つの重さについて知っておかなくてはいけません。

では、そもそもなぜ実重量だけでなく、容積重量も確認する必要があるのでしょうか。その理由は、実重量だけで運賃を決めてしまうと、あまり重たくはないけれど体積が大きい貨物が多くのスペースを占有する可能性があるからです。

例えば、鉄と綿を比較して考えてみましょう。どちらも重量が100kgあった場合は、実重量は当然ですが100kgとなります。しかし、鉄と綿では容積が大きく違います。鉄100kgよりも綿100kgの方が容積は大きくなりますので、輸送のためには広いスペースを確保しなくてはいけません。広いスペースを確保しなければいけないのにも関わらず、鉄100kgと運賃が一緒では航空会社の損失が多くなってしまいます。だからこそ、容積体重を考慮する必要があるのです。

この容積体重の具体的な求め方について紹介いたします。単位をcmで考える場合は「貨物の大きさ×個数/6,000」で求められます。なお、国によって7,000とするケースもあるので注意してください。

単位をインチで考える場合は「貨物の大きさ×個数/366」で求め、実重量と比べて重い方をその貨物の重量として扱うのです。運賃を求めるために必要な航空貨物の重量が決まったら、そこに航空レートをかけます。

航空レートは、航空会社やフォワーダーがどこからどこに貨物を送るのかに応じて設定しているので、それを確認してください。また、重量によっても航空レートは変わる場合がありますので注意が必要です。

最後に運ぶ貨物のインボイスについて確認しなくてはいけません。インボイスの価格が1kgあたり20us$を超えるような場合は、超えた額の0.75%を運賃に加算します。そのため、重量と航空レートだけで料金が決まるわけではありません。

これが航空貨物の運賃の計算方法となります。複雑なように感じるかもしれませんが、計算自体はそれほど難しくありません。また、ご自身で計算するのが手間だと感じるようであれば、フォワーダーのような航空代理店を利用すれば、すぐに料金を求めてくれます。料金が気になる方は一度相談してみるのがおすすめです。

重ければ重いほど、大きければ大きいほど運賃は高くなっていきます。航空貨物の輸出入を検討している方は、その点も考慮しておきましょう。
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飛行機と夕陽

企業が扱う貨物の数は非常に多いでしょう。そのため、輸出入する場合、運賃もかなりの金額が必要になると予想されます。会社としての経済的負担を少しでも少なくするためにも、運賃については正確に把握しておかなくてはいけません。そのために必要となる知識が、実重量と容積重量に関する内容です。

実重量は貨物そのものの重さ、容積重量は体積から求めた重さです。どちらも運賃を決める際に使われます。なぜ実重量だけでなく、容積重量も必要となるのでしょうか?

それは、体積が大きいとそれだけ大きなスペースがないと貨物を運べなくなるからです。つまり、体積が大きければ大きいほど必要なコストは増えるので、容積重量も考慮して運賃を求める必要があるのです。

運賃を少しでも安くしたいと考えている方は多いのではないでしょうか。株式会社 龍原は、輸入や輸出に関して独自のパイプを持っています。そのため、他社よりも費用を抑えてサービスを提供することが可能なのです。

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