業務用水産物加工品業者を探しているなら加工品の特徴を理解しよう!
業務用水産物加工品業者を探しているけど、そもそも水産加工品の定義がわからないし、種類もよく理解していないということはないでしょうか。この記事では「水産加工品とは?」という基本的な概要や代表的な水産加工品の種類について解説します。
水産加工品とは?
手軽に魚介類を食べられるとして便利な水産加工品ですが、具体的にどのような定義があるのか、また、特徴やメリットについて解説します。
水産加工品の定義
水産加工品とは魚介類や海藻類を原材料として味付けを行い、長期保存ができるように加工した食品のことです。
元々、魚介類や海藻類は栄養が豊富な食品ですが、その一方で長期保存ができない弱点を抱えています。水産加工品はその弱点を解消した食品です。
水産加工品のメリット
水産加工品のメリットは以下のとおりです。
- 長期保存が可能
- 好きな料理に合わせて使える
- 生の状態よりも水産物をおいしくする
- 種類が豊富
定義の項目でお伝えしたとおり、長期保存ができるのが最大の特徴です。また、料理に合わせて水産加工品を使いわけることができます。
例えば、シーフードパスタを作ろうと思えば貝の缶詰を利用したり、味噌汁を作ろうと思えば昆布や鰹節を利用したりします。
このように料理に合わせて、いつでも魚介類や海藻類を使いわけられるのが水産加工品のメリットです。
また、生の状態よりも水産物をおいしくできるのもメリットの1つです。例えば、つくだ煮やマグロのフレーク、いかの塩辛といった加工食品は生の状態に味付けをしているので、そのまま食べても生で食べるよりもおいしく食べられます。
更に水産加工品は種類が豊富なのもメリットの1つですが、どのような種類があるかについては後述します。
水産物加工の種類
水産物加工品には種類が多くありますが、その中で代表的なのは以下の3つです。
- 干物
- 練り物
- 缶詰・瓶詰
以下では、具体例を挙げながら解説します。
干物
魚介類を干して乾物にした食品で、昔から利用されている加工品です。
基本的には天日干しにして水分を蒸発させて保存性を高める食品ですが、近年は工場で人工的に乾燥させることで大量生産を可能にしています。
水分を蒸発させることで、生では得られなかった旨味や食感を得られるのも特徴の1つです。干物の種類には煮干し、燻製、節類の3種類があり、乾燥のさせ方に違いがあります。
練り物
すり潰した魚介類に調味料を加えて練り合わせて形作り、焼いたり蒸したりして作る食品です。代表的な食品はかまぼこやちくわといった物があります。
すり潰す過程で調味料を加えているので、すり身をそのまま食べるよりも旨味や食べた時の食感がよくなるのが特徴です。
おでんやラーメンの具になることがあり、場合によっては地方の名産品になっているケースもあります。
水産物加工の中ではやや保存期間が短いのも特徴の一つで、開封前の保存期間は1週間ほどが目安です。
缶詰・瓶詰
魚介類を缶詰や瓶に詰めて保存を利かせている加工食品です。
詰める際に加圧加熱殺菌することで、長期保存が利くようにされています。また、魚の骨を柔らかくすることもできるので、骨を取らなくても簡単に食べられます。
骨にはカルシウムが豊富なので、無加工の魚を食べるよりも多くのカルシウムを取りやすいというのがメリットの1つです。
その他の代表的な水産加工品
干物や練り物、缶詰以外にも水産加工品の種類は多くあります。
鰹節や昆布といった出汁に使う食品やご飯のお供として便利なノリや佃煮、ところてんや魚醤といった物まで水産加工品になります。
それぞれに独特の特徴があるので、扱いたい水産加工品ごとに注意する必要があります。
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水産物加工品は本来であれば長期保存ができない魚介類、海藻類を長期保存できる便利な加工品です。それだけに国内外で需要があります。
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