【仕入業者】水産物の鮮度を高く調達！海外の調達・購買のよさ

海外から調達・購買するメリット

海外から水産物を調達する最大のメリットは、コストを削減できることです。日本と比較して人件費や資材が安い発展途上国などから水産物を調達することで、大幅なコスト削減が期待できます。最近では、主要国の水産物の加工工場も、人件費が安い東南アジアなどに移転されるケースも珍しくありません。今後より一層競争が激化することが予想されています。

さらに、日本では捕ることができない水産物を購入できるのも大きなメリットです。かつては水産物の自給率が100％を超えていた日本ですが、近年では40％ほどまで自給率が低下しています。日本では、なかなか入手できない海外の水産物を購入できることは、消費者にとって大きな利点といえるでしょう。

海外から調達・購買するデメリット

海外から水産物を調達することは、メリットばかりではありません。まず一つ目の問題が、品質管理の難しさです。水産物は鮮度が命のため、空輸などの輸送システムがしっかりと構築されていなければなりません。鮮度を保ちながら、短い納期で納品ができるかどうかも大きな課題といえるでしょう。

さらに、発展途上国が経済成長を続けた場合、自然と人件費も上乗せされていくでしょう。そのため、人件費の安さだけで海外調達を選択している場合も注意が必要です。海外調達する価値が本当にあるかどうかをきちんと見極めていきましょう。

植物防疫法

海外から穀物や豆類、野菜や果物などを輸入する際に、病害虫が国内に侵入するのを阻止するための法律です。輸出国の政府機関が発行した検査証明書の確認をはじめ、輸入が禁止されている植物に該当しないかをチェックします。

家畜伝染病予防法

狂牛病や鳥インフルエンザなど、家畜の伝染病を予防する法律のことです。食肉製品を介して日本に病原菌などが入り込まないように検査を実施します。牛肉、ハム、ソーセージ、豚肉などが対象です。

関税法

輸入できる食品であると確認ができたら、財務省が定める「関税法」によって関税の手続きをします。

そのほかにも、酒類の輸入に関する「酒税法」や健康食品などの安全性を確かめるための「薬機法」などがあります。

個人で海外から水産物を輸入するには、食品衛生法や関税法などをクリアして手続きを行う必要があるため、経験や実績が豊富な卸売業者に依頼しましょう。

株式会社 龍原は、鮮度が高い良質な水産物を安価で提供しています。中国やアメリカ、カナダ、韓国、ベトナムなど諸外国へも輸出しています。どうぞお気軽にお問合せください。