中部地方の海産物がおいしい理由

おいしい魚介類が豊富

太平洋・日本海のいいとこどり

中部地方は太平洋・日本海どちらにも面しているため、
おいしい魚介類が豊富に獲れるのが魅力です。
さらに水産加工技術が発達した理由も
中部地方ならではの特徴によるものです。

中部地方地図
中部地方風景

おいしい魚介類が豊富な

中部地方で獲れる魚介類一覧

富山

カマス

愛知

シマアジ
ブリ
マダイ
トビウオ
イトヨリ
アマダイ
コハダ
サワラ
ハタ
イシダイ
ヤリイカ

静岡

キンメダイ

魚のバリエーションが豊富な

中部地方の特徴

中部地方はかなり広い範囲を示すだけでなく、中部地方が示す範囲が変わることもあります。

中部地方はどこからどこまで?

一般的に中部地方は下記3つのエリアと10県で構成されます。

東海エリア
  • 愛知県
  • 静岡県
  • 岐阜県
  • 三重県
甲信越エリア
  • 山梨県
  • 長野県
  • 新潟県
北陸エリア
  • 石川県
  • 富山県
  • 福井県

地方の区分は場面によって変わることがあります。
例えば、東海エリアに属する三重は歴史的な経緯から近畿という認識の方も少なくありませんが、経済的な結びつきは愛知とのほうが強いです。

また、甲信越エリアは「関東・甲信越」として関東と同じ区分にされることもあります。
特に新潟については複雑で、気候的には北陸に近いため天気予報では上越北陸エリアとされることも少なくありません。

中部地方と一口にいってもかなり範囲が広く、区分としてはおおまかな括りです。

種類豊富な魚介類が期待できる中部地方

中部地方はかなり幅広いエリアにまたがっているということもあり、幅広い魚介類が獲れます。
また、愛知や静岡など太平洋に面する東海エリア側と日本海に面する北陸エリア側でかなり種類も変わってくるのが特徴です。

さらに、沖合いの海底地形も中部地方で幅広い魚介類が獲れる理由の1つです。

愛知・静岡の太平洋側沖には日本列島があるユーラシアプレートにフィリピン海プレートが沈み込む南海トラフがあり、
海底の高低差がかなり大きくなっています。そのため浅瀬で獲れる貝類・海藻類から通常深海に住む魚介類まで幅広い魚介類が親しまれてきました。

例えば、静岡を代表する魚であるキンメダイは水深30m程度の浅瀬にいることもあれば水深1,000mを超える深海で見ることもある魚です。

中部地方の魚文化 内陸だからこそ…

中部地方は山梨・長野・岐阜といった海に面していない県もあります。

内陸部が占める範囲が広いことに加え、日本アルプスがハードルとなって新鮮な魚介類が全体に行き渡りにくい背景があるのです。

実は「新鮮な魚介類が流通しにくい」中部地方ならではの事情こそ、海産物の加工技術が発展した理由の1つです。

富山の昆布締め

お酢を塗った昆布で魚介類を包む保存方法で、富山が北前船の中継地点で北海道の昆布が手に入りやすかったこともあり生まれました。

昆布が魚介類の水分を吸収し腐りにくくなるのとあわせて、昆布の旨みも魚介類にしみこんでより味わいが増します。
特にカジキの昆布締めが有名ですが、タイ・ヒラメ・カマス・シロエビ・ホタルイカなど、種類を問わない保存方法です。

山梨のアワビの煮貝

海に面していない山梨でアワビの風味を存分に味わえるように、と生まれた保存方法です。
ほどよくしょうゆに漬け込まれたアワビの旨みが味わい深く、山梨を代表する名産品となっています。

福井のへしこ

魚介類を塩漬けにする保存方法で、特にサバのへしこは名産品として皇室献上品となっています。

若狭湾で獲れたサバをへしこにして京都御所まで運ぶルートはサバ街道と呼ばれ、今でも親しまれています。

水産・物流技術が発達したことで、中部地方内陸部では魚介類の養殖に取り組む動きがあります。

例えば、淡水魚ではあるものの岐阜ではチョウザメの養殖によりキャビアの生産が行われています。
また、長野では養殖されたニジマスを「信州サーモン」としてブランド化する取り組みもあるようです。

新鮮な魚介類

中部地方のおいしい魚介類を日本全国に

中部地方は幅広いエリアにまたがっていて、中部地方を代表する魚介類の種類も豊富です。
沿岸の海底地形がバリエーションに富んでいるため、浅いところにいる魚介類から深海に住む魚介類まで多くの魚介類が獲れます。

さらに、水産技術とあわせて物流も発達したため、海に面していない場所にも新鮮な魚介類をお届けすることができるようになりました。

株式会社 龍原は日本全国においしい魚介類をお届けする水産卸売業者です。
物流リソースを完全自社調達し、余計な時間・コスト・手間をかけずに新鮮な魚介類を提供しています。
日本全国で中部地方の新鮮でおいしい魚介類を入手いただけるのが強みです。

中部地方の魚介類としては、静岡の名産品であるキンメダイや富山のカマスなどを提供しています。
また、東海地方で獲れる魚にはマダイ・イシダイ・アマダイ・トビウオ(飛び魚)・イトヨリ・コハダなど、
中国・四国地方と共通している魚介類も多く、味わいの違いを楽しんでいただけるラインナップです。

中部地方の美味しい魚介類を入荷したい、という方はお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせは下記リンクから

仕入れ・輸出・輸入に関するお問合せなら、株式会社 龍原へお気軽にご相談ください。